病気ではないけれど、年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態のことです。
しかし、フレイルであることに早めに気付き、フレイル対策の3つの柱である栄養(食・口腔)、運動、社会参加に取り組めば、元の状態に戻ることもできます。
フレイルの状態を起こさせないように、歯科が介入しています。
口腔機能低下症の方の機能を、正常化するように訓練するのも私たちの歯科の役割になります。
口腔機能低下症の方は、何も対策をしないと「フレイル状態 → 要介護」になっていきます。
そのため、あいうべ体操で唾液を出せるようにしたり、舌の力をつけてしっかり飲み込めるようになるように指導します。
この状態は、歯医者さんに通わないと気づくことができませんので、痛いところや自覚症状がなくても、歯医者さんに通う習慣をつけましょう。
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